昨今、巷では
アロマオイルやエッセンシャルオイルは
見かけることはあるので
アロマの香料といえば
「ああ、あの小さいボトルに入った液体ね」
と想像がつく方が多いと思うのですが、
一方同じ香りでも
お線香となると
そもそも何からできているのかなんて
考えたことがないわ
という方がほとんどなのでは。
お線香は香料となるものと
椨(たぶ)というものを混ぜ、
そこに水を加えて練り
乾燥させることで作っていくのですが
その香料はとなると
そのほとんどが木や草を
乾燥させて細かくしたもの。
液体ではありません。
粉末です。
お香の香料のなかで
一番認知度が高いと思われるのは
「桂皮」と呼ばれる香料。
桂皮はシナモンのこと。
シナモンならば知っている人が多いはず。
香辛料コーナーや製菓コーナーでも
売っていますね。
あの売られている、粉になったシナモンと
同じようなものが
線香の香料でもあるんです。
だから、お線香を作るときに
桂皮をたっぷり入れると
シナモン香るお線香になりますよ。
ただ、お線香は焚いてみると
常温のときとは少し違った香りになるんです。
そこがお線香調合の面白さでもあります。
少し、お線香づくりが
身近に感じられたかしら⁇
こちらの画像は、以前
NHKさんに取材していただいた時、
テレビ放映された一コマ。
このような香料を使って
お線香を作っています。
それにしても
テレビをスマホで撮ったので
画像が斜めになっている…
見づらいですね…
2月の線香づくりワークショップは
2月22日(水)および2月26日(日)の開催です。
詳細はこちらをご覧ください⇨https://kanzawamizuki.com/20230117-2/