庭先の萩が満開になりました。
今日の川越は曇天だったので
暑さが和らぎ、風も爽やかで
見た目にも体感的にも秋になったなあと思いました。
明日は中秋の名月だそうで。
お月見にはお団子とススキを飾りますが
なぜススキを飾るのかというと
稲穂に見立てているということと、
ススキは中が空洞になっているので
そこが神様の宿り場になるからということ。
そして、ススキの鋭い切り口が魔除けになるからとも。
日本の四季の行事は
豊作を神様に祈ることが多いですね。
(こちらは昨年、さいたま市「二木屋」さんに飾られていたもの)
そもそも礼法は「神様へのお供えの仕方」から成り立っています。
神様によく作物が取れるよう祈るために
どのような所作でお供えをするのか、そこが原点です。
日本の心に触れる四季の行事、
大事にしたいなと思います。
明日は和菓子屋さんでお団子を買おうかな