欲望にまみれた節分

今日は節分。

 

1年間健康に過ごせるようにという願いをこめて

悪いものを追い出す行事。

 

豆をまくのは

豆には鬼などの悪いものを

追い出したり退治したりする効果があるといわれ、

 

鬼は、煩悩や欲望を強く持つ人の心に棲みつき

災いのもととなる存在と考えられてきたからです。

 

ですので、

「鬼は外、福は内」といって豆をまくのですが

 

そんな本来の意味・意義とは真逆に

欲望にまみれた豆まきに参加した今日の私と夫。

 

 

川越の「成田山川越別院」では

節分の豆まき式では、豆と一緒に

 

家電やお食事券の当たり券がまかれるから!!

 

大晦日の除夜の鐘で落とした煩悩は

1ヶ月後には全て戻ってきてしまったといっても過言ではない。

 

鬼が住む煩悩や欲望を追い払うための行事は

逆に欲望にまみれた行事になっているのですが

とっても楽しいので良しとします。

 

開始30分前にはスタンバイ。

 

 

参加というよりは参戦状態。

豆まきの時間には

境内を埋め尽くす人。

 

そして、いざ出陣!!

 

 

成田山川越別院では

豆のほかに

あめやスナック菓子、ラムネや

チョコボール(しかも箱で)が投げられます。

 

皆が一斉に手を伸ばし

豆やお菓子、何よりも当たり券をつかもうと必死。

 

小さなお子さんや高齢の方もいらっしゃいますが

欲望にまみれた人たちばかりなので

なかなか危険です。

 

そんな様子を見て、

係の人が「危険」と判断すると

ホイッスルが鳴り、一時豆まきストップとなります。

 

もはや、運動会の玉入れ状態。

 

そして再び豆が投げ入れられ、争奪戦再開。

結局ほぼ何もキャッチできないまま終了。

 

戦利品は夫と合わせて

福豆2個・あめ・マシュマロ・ラムネ。

 

 

残念、お食事券はゲットできなかったわ(笑)

 

 

夫と「難しかったね〜」と言いながら

お隣の喜多院でも豆まき式が開催されているので

そちらへ向かう。

 

こちらの境内も人で埋め尽くされている。

 

 

豆まき時間ギリギリに到着した私たちは

人混みの一番後ろへ。

 

この位置だと

何も飛んで来ないだろうな…と思っていましたが

 

やはり始まると

先ほどの成田山と違い、

純粋に豆の入った袋を巻いており、

豆が軽いため、風に流されて

後ろの方まで飛んで来ない。

 

あ〜これは何も取れないまま終了かと思ったら

最後に何か

重さのある大きめのものが飛んできた!!

 

何かはわからないけれど

これは取らなければと必死に手を伸ばしキャッチ。

 

他の人も掴んでいたような気がしたけれど

(しかも中学生くらい??ごめんなさい…)

無事に「福」をいただくことができました。

 

飛んできたものは「だるま」でした。

 

だるまが飛んでくるとは想像していなかったので

かなりびっくり。

 

隣にいた夫も、

だるまを一つキャッチしていました。

 

 

 

肝心の「福豆」は豆まき終了後に

地面に落ちていた1袋をゲット。

 

でも、きっとたくさんの人に踏まれたんだろうね、

粉々になっていました(笑)