手土産はキレイな紙袋に入れ直して渡すの?

紫陽花の綺麗な季節。

家の中にも飾って楽しんでいます。

 

 

さて、こちらは私の手土産の定番「亀の最中」。

 

 

川越・蔵造りの町並みにお店を構える

天明三年創業の「龜屋」さん。

 

看板商品の「亀の最中」は間違いない美味しさ。

どなたに持っていっても

喜んでくださるので

よく使わせていただいてます。

 

ところで

誰かのお宅や会社などに訪問するとき、

手土産を用意される方は多いと思います。

 

その用意した手土産を渡すとき、

紙袋で渡してはいませんか?

 

お店で購入すると、

親切なお店だと

「紙袋をおつけしますか?」

と聞いてくれて

 

これから自分が持つ紙袋とは別に

もうひとつ紙袋をつけてくださいます。

 

ですので

このつけてくれた、綺麗な紙袋に入れ直して

手土産を渡されている方が多いのではないでしょうか?

 

実は手土産は

紙袋に入れて渡すのではなく

紙袋から出してお渡しするのがいいのです。

 

「え!じゃあ、お店がくれるあの紙袋は

何のためなの⁇」

 

と、かつての私は思ったものです。

綺麗な紙袋に入れ直して渡すのが

丁寧かつ正式な渡し方と思っていましたので。

 

でも紙袋の役割を考えると納得。

 

紙袋は手土産を持っていく最中に

手土産が汚れないように持ち運びするための道具なので

一緒に渡すものではないのです。

 

 

昔は風呂敷が

その役割だったことを考えると

わかりやすいですね。

 

ですので、手土産は

紙袋から取り出したら、

そのままでお渡しするのが

丁寧な渡し方です。

 

もちろん、例外はあります。

訪問先が会社やお宅ではなく、お店だったときには

そのまま渡されても、帰りの持ち運びに困りますので

紙袋を添えて、お渡しするといいかと思います。