明日は皆既月食のようですね。
3月3日の桃の節供という節目に皆既月食とは
不思議なことが起こっても「そんな日だからね」と納得しそう。
桃の節供は上巳(じょうし/じょうみ)の節供といい
元々は平安時代、3月の上旬の巳(み)の日に行われていた祓えの行事。
つまり厄払いの日。
人形に災厄を移して川に流す「流し雛」が行われていたそうです。
それが時代がくだると形を変えて
江戸時代には人形が豪華になり
女の子の健やかな成長を願う行事へと変化しました。
江戸時代は五節供が幕府の公式行事として行われていたため
厳かに、でも盛大に行事が行われていたことでしょう。
流し雛はしっかりとした人形を流すのではなく
紙の人形を流したと言いますが、
これを初めて聞いた時に「ああ、あれか」と思い浮かぶものがありました。
川越市内の氷川神社では、人の形をした白い和紙を
境内の小川に流し、心身の汚れを祓う「人形流し」を行っています。
それも3月3日に合わせてではなく一年中。
予約も必要なく、費用もお守りと変わらない程度なので
参拝にいらした方が楽しそうに人形流しをしている様子をよく見かけます。
この写真は私が2年前にやったとき。


すごい顔をしていますが
小川の上流から流し、手前に見えるしめ縄を
人形が通過してから沈むと良いとされるのですが、
しめ縄のはるか手前で沈んだので、こんな顔。
ちょっと違うかもしれませんが
昔の人形流しを想像するには、この氷川神社の人形流しはいいと思います。
明日の川越、天気予報は雨ですが、氷川神社の人形流しはいつでもできますので、
汚れを祓いたい方は、ぜひ川越までお越しください。
