酉の市といえば有名なのは浅草・酉の市や新宿・花園神社だと思いますが
川越にも酉の市があります。
川越 熊野神社の酉の市
ん?熊野神社?と思われるかもしれませんが、
熊野神社の境内に「大鷲神社」があるのです。
東京の酉の市は11月に行われますが、川越は毎年12月3日です。
午前10時から酉の市は始まりますが、
神社に提灯の灯りが灯る幻想的な風景が見たくて、
今日は夜にお参りに行ってきました。

川越 熊野神社はこぢんまりとした神社なので
酉の市も派手さはありませんが、
狭い境内にこれでもかと熊手の並ぶ様は、やはり心が躍ります。

川越ならではなのは、
神楽殿と境内に置かれた川越まつりの山車で、
お囃子と神楽が奉納されることでしょうか。
神社に近づくと笛と太鼓の音が聞こえてくるので「ああ、お祭りだ」とわかるのです。

お囃子の音って、どうしてあんなにノスタルジックなのでしょうね。
あの音色を聞いているだけで、日本の心に触れている気持ちになります。
お囃子の音を聞きながら、
まずは熊野神社と大鷲神社に手を合わせ

(境内社なので小さなお社です)
それから熊手を購入。
酉の市のラストには、神楽殿で福餅がまかれます。
まかれる時間が近くなると
お待ちかねの皆さまはわらわらと神楽殿の前に集まってきます。
私もその波に乗り、いい位置に陣取らせていただきました。
神楽殿に宮司さんをはじめ氏子の方が並ぶと、
神楽殿下のこちらも前のめりに。
この福餅を取れるかどうかで、
来年の福を呼び込めるかが決まる気がして、
気合を入れて、さあ勝負。
投げられた餅をキャッチしたかったのですが、五十肩のため腕が上がらず…
皆さんが撮り損ねた餅を拾い上げ、福餅ゲットとなりました。
令和8年は福を掴むというよりは、こぼれた福を拾い上げる年となりそうです。
宮司さんが最後に「皆さま、良いお年をお迎えください」とご挨拶。
もう今年も、そんな言葉が聞かれる時期になったのかと年の瀬を感じた日となりました。

(屋台も堪能。焼きまんじゅう♡
後ろにいるのは巨大キョロちゃんではなく八咫烏)

(ゲットした福餅。熊野神社の並びにあるお団子やさんで作られてます)

(スペースの都合により我が家はこのサイズ。
我が家の開運スポットに飾りました)