パソコンをしている時、
お線香を焚きながらパソコンをするのが
私のお気に入り。
今日のお供のお線香は
『sanga COSMIC SCENTβ 隕鉄』
京都に行った時に
京都御所の南、松栄堂本店さんへ
お香を買いに伺ったのですが
烏丸御池駅から松栄堂さんへ向かう途中、
「創作線香のお店」と書かれた
小さな、小さなお店を見かけました。
ちょっと気になる…
と思いつつ、松栄堂さんへ。
松栄堂さんで目的のお線香を購入後、
烏丸御池駅へ戻る途中、
先ほどの創作線香の店の前を通る。
私の印象だと
店頭販売しているお線香は
大手メーカーさんのものが多いので
創作線香を見かけるのは
ネット販売が多いのかな?
という感じですが
(調べたわけでは、ありません。
あくまで、私の主観です。)
創作線香を店舗販売しているのは珍しいなと思ったのと、
どのようにして作っているのか、
どんなものを創作しているのか気になったので
せっかく京都まで来たのだから
ちょっと寄り道、と
店舗へ入ってみました。
お店は「サンガインセンス」。
お仏壇で使うようなサイズ感の線香ではなく、
小ぶりの容器に短めのお線香が入ったものが
店内には20〜30点ほどといった感じでしょうか。
ネーミングが和風ではなく
コンセプトによってつけられており
創作者の想いが伝わってきます。
お願いすると店員さんが
お線香の試し焚きをしてくれました。
いくつか香りを聞いた中で
香りと名前に惹かれたものを購入しました。
そのひとつが、この
『sanga COSMIC SCENTβ 隕鉄』
香りはお寺で焚かれているような
お線香の香りは、全くありません。
まさに創作線香!!
草を燃した感じでもなく、
木を燃した感じでもなく。
名前のとおり、
鉱物っぽいとしか表現できない。
けれど、けして臭くはなく。
誰が嗅いでもいい香りというよりは
マニアックな感じがします。
強いていうと
占いの水晶玉がよく似合いそうな香り。
(どんな香りだ…)
説明書には
「宇宙の香りを表現した」と書かれています。
そうなんです、
嗅いだことのないような香り。
さらに説明書には
どのようにして開発に至ったのか
創作者の想いが
これでもか!!と書かれています。
こういう人、私、大好きです♡
実は試し焚きをしてくださった店員とは別に、
始めは奥の方で作業をしていた男性が
私が店員さんと話していたら
店頭に出てきてくださって
お線香の開発や、香りについて
色々とお話してくださいました。
おそらく、このかたが創作者。
私が香司となった学校では
受講生の九割五分が女性なので
お線香づくりをされている男性ということで
かなり驚きました。
私にとってこのお店、この男性は
とても衝撃的な出会いでした。
この『sanga COSMIC SCENTβ 隕鉄』、
癖なる香り。
私は好きです。