今年の感想今年のうちにということで
先週、川越市立美術館に行ってきました。
今、常設展では大きさや貸出件数などを
ランキング形式で並べる、面白い展示でした。
展示品の中にこちらの掛け軸がありました。
(写真OKということで撮らせていただきました)

美しいですね。
私は礼法を学んでいなければ
掛け軸など全く興味が向かなかっただろうなと思います。
絵だけでなく
一文字や中廻しと呼ばれる絵周り部位の生地も
注目するポイントと学んでからは
掛け軸が面白くなりました。
ちなみに掛け軸の数え方、知ってますか?
掛け軸は1つなら 「一幅(いっぷく)」、2つなら 「二幅(にふく)」 と数えます。
掛け軸以外の展示で心に残ったのが
日本昔ばなしみたいな風景の絵。

かさじそうとか、鶴の恩返しが似合いそう。
こういうところで生活するのは大変そうだけど、
日本の原風景に触れているようで惹かれます。
そして、物語が始まるかのように感じた絵。

この絵からインスピレーションを得て香りを作っていくのも面白そうです。
市立とはいえ所蔵品もそこそこありますし、展示もいい。企画も面白い。
何より市立だから入館料がお安い。
いつもと違う川越散策をしてみたい方には、川越市立美術館、オススメです。
ちなみに、美術館の隣にある和菓子屋「道灌(どうかん)」。
かんざわオススメのお店です。
店の名前を冠した「道灌まんじゅう」は美味しいのにお値段もお手頃。
人気商品なので、時間によっては売り切れの場合もあるので、ご用心。
そして川越といえばさつまいも。
ここでしか買えない丁稚芋は、羊羹のようなういろうのような芋菓子。
不思議な食感はクセになります。
お店の前では巨大なウサギがお出迎えしてくれます。

来年、川越へ小旅行をお考え中の皆さま、観光のご参考までに。