自然と神と日本人

久しぶりに三峯神社へ参拝に行ってきました。

目的は奥宮。

奥宮は5月から10月の期間限定で登山ができるところ。

 

(奥宮までは三つの鳥居を超えて行きます)

 

登山なので、当然、雨が降っていたら登れません。

これまで何回か、三峯まで行ったのに

登れなかったことも。

 

登りたくても、神様にOKをもらわないと

奥宮参拝をさせてもらえない神社。

私にとっては、そんな位置付けが三峯です。

 

奥宮は社殿から離れた、

妙法ケ岳(標高1329m)の山頂に鎮座しています。

ちょっとした登山。

往復3時間の道のり、鎖場もあるので

運動不足かつウォーキングやマラソン、ジムが嫌いな身には、けっこうハードです😅

 

(こんな鎖場が頂上目前で現れます)

 

来るたびに

「次回は登れるだろうか…?」

と不安になりつつ

なぜか登りたくなって、行ってしまう😅

 

登山家は、なぜ山に登るのかと聞かれると

そこに山があるからと言うと聞いたことがありますが(誰の言葉⁇)

 

そんな境地には

さらさら至りませんが

やはり下山するころには

気持ちがスッキリしているから不思議。

自然の中に身を置くから?

 

(山頂からの眺望)

 

(山頂で金運が上がりそうな色のトカゲを発見!!)

 

日本人の心には

自然を敬う心が備わっていると思います。

自然の中には八百万の神様がいて

(八百万とは、800万ということではなく

いっぱいありますよ、の意味。)

私たちは自然、神様といつも一緒に生活している。

 

お祭りだって、自然なしでは成り立たない。

フェスティバルとは違います。

 

だから、いつも守ってくれている神様に

敬意をはらい、礼儀をもって向かい合うことが私たちには必要なんです。

 

(山頂に到着。奥宮に参拝。

たくさんの人が参拝していることが、お賽銭を入れた時の音でわかります。)

 

その心と礼を作っていくのが礼法。

 

礼法って難しいことではないのですよ。

いつもの生活の中で

人として持っていたい「核」をつくるものが礼法です。

 

これから、もっと身近な感じで

礼法の1DAY講座をしていこうと構築中。

ご期待くださいませ。

 

さて予想通り登山後は全身筋肉痛。

次回も登れるように

鍛えていかないと、ですな…😅