私は燻されているかのように
お線香を焚くのが好きなのですが
類は友を呼ぶなのか
線香づくりワークショップにいらっしゃる方も
煙好きが多い。
なので、ワークショップで
どんどん焚いていると
喜んでくださる方が多いので
私もとっても嬉しいのです。
ところが、市販の、
特にホームセンターやスーパーで売られているお線香は
『煙少なめ』と買いてあるものも
多くみられます。
なぜか?
これは私の推測なのですが…
そもそもお線香は
パウダー状の香料を固めて作ります。
香料は木や草を乾燥させて
パウダー状にしたもの。
ですので、燃やせば当たり前に煙が出ます。
ところが、室内で焚くと
どうしても煙が充満してしまいます。
昔の日本家屋であれば
さほど気にならなかったのでしょうが
今の家は気密性が高いので
煙が逃げていかない。
煙たいのがイヤという人は
多いかと思います。
また、お線香の煙を
火災報知器が感知してしまうという話も
聞いたことがあります。
こういった事情を踏まえて
市場には煙が少ないタイプのお線香が
多く出回っているのだと思います。
けれど、本来は
煙が出て当然のもの。
煙が立ち上っていくのを
じっと見ているのは
なぜか飽きません。
お寺で煙がもうもうとしているところに
陽の光が差し込む様子は
美しさを感じさせてくれます。
煙もいいものですよ。
私と同類の、煙が大好きな皆さん!!
ワークショップで作るお線香は
煙がたっぷり出ますよ♬
一緒に作ってみませんか?