音をたてて生きる

素敵な言葉を聞きました。
『音をたてて生きる』
正確に言うと「見た」になります。
今月初めに夫が脳梗塞となり、
自宅で安静になりました。
検査所見は深刻だったようですが
幸いにも、その所見と夫の症状は一致せず。
入院も勧められましたが
自宅療養を選ばせていただきました。
昨日は再診日。
訪問に来ていただいた看護師さんから
医院に、書家で
医院長先生のお母様の掛け軸があると伺い、
拝見させていただきました。
その書の言葉がこれでした。
『音をたてて生きる』
お母様ご自身はガンを患い、
亡くなられる3ヶ月前に
この書を書かれたそうです。
自分の病気を知っての書。
夫の病気のこともあり
とても突き刺さる言葉でした。
夫の症状は、幸いにも
それほど日常生活に影響するものではなく
不幸中の幸いというか、
悪運が強いというか。
けれども、夫婦で
「生きる」ということを真剣に
考えさせられました。