春の野に出でて 若菜摘む

今日は小寒。

 

ここからが一年で一番寒いときですが

今日はポカポカと暖かく、気持ちの良いお天気でした。

 

実家の蝋梅が綺麗に咲いていたので

一枝、持って帰ってきました。

 

 

蝋梅の香りが

まだ少し先の春を感じさせてくれてます。

 

高校生の頃、

お勉強が苦手だった私は

定期テストの目標は

 

「100点を取る」でも

「平均点を超える」でもなく

「0点を取らない」でした。

 

一桁でも点があればOK、

二桁の点なんて上々の出来でした。

 

もちろん古文も散々な点数で

ほとんど理解のできない私ですが

 

『君がため 春の野に出でて 若菜摘む

我が衣手に 雪は降りつつ』

 

この歌は

深い意味はわかっていないものの

なんとなく情景が想像できて

綺麗な歌だわと感じていました。

 

この歌の「若菜摘む」は、その昔日本には

「若菜摘み」という行事があったそうです。

 

「若菜摘み」というネーミングに

キュンとするのは私だけでしょうか。

 

この若菜摘みと

中国から来た風習が合わさって

七草粥の日となったそうですね。

 

 

この1月7日の七草粥の日は

「人日(じんじつ)の節供」という節供。

 

桃の節句、端午の節供と比べると

マイナーですよね。

 

けれど五節供は、江戸時代には

幕府の公式行事でしたので

人日の節供も、大切な行事の一つだったんですよ。

 

最近ではこの時期になると

「七草粥セット」として

7種の野草や野菜の入ったが売られていますね。

 

できるだけ、こういった日本の行事は大切にしたいと思っている私ですが

七草粥だけはあえてスルーしています…

 

子どもの頃から、どうしてもお粥が食べられないのです…

 

ついでに言うと

七草の”草感”が、どうしても受け入れられない…

 

明日1月7日の節供には

私は7種類の何かを食べようと思います(笑)