暑い日にいい香り見つけた!!萬應白花油

香司養成講座を受講している時に

いつも同じテーブルで学んでいた友人。

 

香司になった今でも

たくさん情報をくれる

頼もしい存在です。

 

 

その友人からもらった、台湾土産。

私が絶対興味を持つだろうと

買ってきてくれたのは「萬應白花油」。

 

 

白花油はバイファヨウと読むようです。

台湾ではメジャーなものだそうで。

タイガーバーム的な薬、オイルです。

 

私がどこに興味を持ちそうかというと

薬の効能ではなく、入っている原料。

 

「(友人)これ、樟脳が入っているのよ!」

「(私)えーーっ!!樟脳入ってるの!!」

 

樟脳は私たち香司は

「防虫香」を作るときに

必ず使う香料。

 

つまり防虫のイメージしかないものが

タイガーバーム的なものに入っている⁉︎

 

 

さて、この白花油

どんな香りかというと

樟脳はスースーする香りなのですが

やはりスースーする香りでした。

 

猛暑の今こそ嗅ぐべき香りです。

香りで涼しくなれます!

 

肩こりや頭痛に効くそうなので

肩こりで頭痛が出る私は

こめかみに塗ってみました。

 

塗ってもスースーします!

 

香りでスースー、

皮膚からもスースー、

痛みも和らぎ、冷んやりできるなんて

今の時期はピッタリじゃないですか⁉︎

 

ここでちょっと、細かい解説。

「萬應白花油」の成分を見ると

 

 

薄荷脳←ハッカ油

冬青油←アロマだとウィンターグリーン

桉葉油←ユーカリ油

樟脳

薰衣草油←ラベンダーオイル

 

全部、スースーする系。

スースーしない訳がない!!

 

絶対、夏向きの香り。

 

もう一つ豆知識。

 

樟脳は海外では

カンフル(またはカンファー)といいます。

 

きっかけとなった、回復させた、

という意味、慣用句で

「カンフル剤」という言葉を使いますよね。

 

このカンフル剤のカンフルは樟脳のこと。

 

その昔は医薬品として

心臓の働きを活発にして、

血圧を上げる目的で注射されていたらしく

 

それが今の

慣用句としての使われ方の語源に

なったようです。

 

今では別の薬を使うので

血圧を上げるために

樟脳は使いませんけど

湿布には使われてるみたいですよ。

 

なので、この白花油、

筋肉痛にもよく効きそうなので

 

(ウィンターグリーンの成分は

ほぼ湿布みたいなものですし)

 

これから筋肉痛の時は

使いたいと思います。

 

「萬應白花油」

ネットでも売っているので

気になった方はお試しください♬