平坦な道ばかりではない。人生論ではなく。

本日は我が町の山車をまつり会館へ搬入。

 

まつり会館は川越まつりを体感できる博物館として、川越の中心地・一番街にある施設。

スクリーンで川越まつりの様子を見たり、実際に祭りで使われている山車を展示したりして、

川越まつりを知っていただける展示をしています。

山車の展示は常時2台を展示しているのですが、

その2台は入れ替え制となっており、

本日より4月21日まで、我が町の山車を展示しています。

 

展示のために、いつも山車を保管している倉庫(山車庫だしこ)から町中へと移動させました。

山車庫からまつり会館までは、普通に歩いても1時間かかる距離。

そこを山車を曳いて移動です。

動力はないので、全て人力。

ちなみに山車は軽車両。

 

普通に道を進むため、あまり車の通らない早朝に移動。

重量が2トンとも5トンとも言われる山車を人力で動かすのは、なかなか大変です。

大型トラックを動かすのと、同じような感じでしょうか。

もしかしたらタイヤを履いているトラックよりも、木の車輪で動く山車の方が曳くのは大変かも。

高さも信号機の高さまであるし。

 

祭りのときはアドレナリンが出まくっているので、何とかなってますが、

普通の日に動かすのは、そこそこ疲れます。

ぎっくり腰病み上がり直後の私には、腰にくるのがよくわかりました。

 

で、さらにわかったのが、いつも歩いたり、

ましてや車で通ったりしていると全くわからない坂道が、

山車を曳いていると坂道なのがよくわかること。

しかもずっとダラダラ登っていく坂道。

重いものを曳いているとよくわかる。

元々力いっぱい曳いているものが、坂道でグッと後ろに引っ張られる力が強くなる。

 

平坦な道だと思っていたのに、全然平坦じゃなかったよ〜

 

無事まつり会館まで搬入したら、歩いてきたので、歩いて帰る。

朝から往復13,000歩、3時間のお散歩。

体力のないおばちゃんは、これにて1日の活動終了となりました。

 

頑張って搬入したから、川越へお越しの際は我が町の山車を見てください。

どうやら11月14日(金)埼玉県民の日、12月1日(月)&12月7日(日)川越市民の日は

入館料無料となるようです。

 

今日の収穫、朝の一番街の景色と時の鐘。

 

 

町外れに住んでいるため、朝から中心地に行くことはないので、

観光客の来ていない時間のここの景色を見れたのは貴重でした。