あなたがしたい「お辞儀」は、どのお辞儀?

私がちょっと気になること。

それはテレビなどの動画や広告・チラシ、

これらに映っている「お辞儀」。

 

このお辞儀の「手の位置」が

とても気になるのです。

 

昨今、

常にお腹に手を当てている姿勢・お辞儀を

かなりの割合で見かけます。

 

 

私たちがお伝えしている姿勢・お辞儀とは

だいぶ違うわ…と感じています。

 

礼法道の講座では

一番初めに「姿勢」と「お辞儀」を

お伝えしています。

 

体験レッスンの時にも

この「姿勢」と「お辞儀」は

お伝えしています。

 

なぜならば

姿勢とお辞儀は

一番の基本であり、

一番大事なところであるから。

 

ほかの所作、

襖を開けたり、お茶をお出ししたりというのは

まず理論があるのですが

 

姿勢とお辞儀は

形をしっかりと身につけていただきます。

 

礼法でお伝えしているお辞儀は

手の位置は体に自然と沿わせた位置から

頭を下げるに従って

自然と前に出てくる位置、

これが正しい手の位置です。

 

 

そもそも礼法は

武士が身につけるべき

必須のスキルとされたものであり

礼節作法として継承されてきたもの。

 

日本人がずっと受け継いできた形です。

 

日本の挨拶といえば、お辞儀。

しかもそのお辞儀を

場面により、使い分けています。

 

そのような文化は

日本のほかにはないのではないでしょうか。

 

であるならば、日本人として

正しいお辞儀、美しいお辞儀をしたいと思うのは

私だけではないはずです。

 

あなたがしたいお辞儀は

どのようなお辞儀ですか?